自分の踊りを見るのが嫌でも大丈夫|MDSが黒板と動画を使う理由

MDS LESSON STYLE

MDSのレッスンでは、
ときどき黒板を使って説明を整理したり、
希望される方にはご自身の踊りを
動画で撮影したりしています。

「社交ダンスなのに、黒板?」
「自分の踊りを動画で見るの?」

少し変わったレッスンに見えるかもしれません。

でも、これには理由があります。

レッスンは「身体だけ」で覚えるものではありません

社交ダンスを習っていると、
一度にたくさんの情報が入ってきます。

足の位置、方向、タイミング、
身体の向き、相手との位置関係、
音楽との合わせ方。

先生が説明しているときには
「なるほど」と思っていても、
いざ踊り始めると、


「あれ? 何だったっけ?」

となることは珍しくありません。

だからMDSでは、
必要に応じて黒板を使います。

ステップの方向や順番、
身体の使い方などを
図や言葉にして整理します。

生徒さんが
「あとで見返したい」と思えば、
黒板をスマートフォンで撮っていただいても構いません。

頭の中だけにあったものを
一度目で見える形にしてみる。

それだけで、
レッスンの内容が整理しやすくなることがあります。

そして、希望される方には動画も撮ります

もう一つMDSでよく行っているのが、
ご自身の踊りを動画で確認することです。

もちろん、
希望しない方に無理に撮影することはありません。

でも、
一度自分の踊りを見てみると、
とても面白いことが起きます。

FEELING

自分ではこうしている

腕をこの高さまで上げている。
身体をこのくらい回している。
大きく動いているつもり。

REALITY

実際にはこう見える

思ったより腕が低い。
回転量が少ない。
思ったほど動いていない。

この
「自分の感覚」と「実際の動き」のズレ
に気づくことが、とても大切です。

でも、自分の踊りを見るのって嫌ですよね

ここは、よく分かります。

初めて動画を見る生徒さんの多くが、


「うわー、見たくない」


「もっと踊れていると思っていた」
「なんか変……」

と言います。

でも、私はそれでいいと思っています。

むしろ、
そう思えたら大成功です。

「ここ嫌だな」が分かったら、もう一歩進んでいる

以前、
私の先輩で日本の大会で2位になったこともある
とても上手なダンサーが、

「自分が思っている通りには動いていない」

という趣旨の話をしていたことがあります。

それほど高いレベルになっても、
自分の感覚と実際の動きにはズレがある
ということです。


ですから、自分の動画を見て
「ここ嫌だな」と思えることは、
決して失敗ではありません。

直したい場所が見えたということは、
次に何を練習すればいいのかが
見えてきたということです。

「できていない」を探すための動画ではありません

動画というと、
欠点を探すためのものだと思われるかもしれません。

MDSでは、そうは考えていません。

動画を見る目的は、

01

まず、自分の感覚を持つ

「こう踊っているつもり」という感覚を大切にします。

02

実際の動きを見る

動画で、自分の動きを客観的に確認します。

03

ズレに気づく

「思ったより小さい」「ここは良かった」などを見つけます。

04

もう一度やってみる

感覚を少し変えて、実際の動きに近づけていきます。

この繰り返しです。

「やりたい動き」と「実際の動き」を近づける

私がダンスのレッスンで大切だと思っていることの一つが、


自分がやろうと思ったことと、
実際に身体がやったことを近づけていく。

ということです。

例えば、

「腕をここまで上げたい」

と思ったときに、
実際にもその位置へ腕が動く。

「このくらい回りたい」

と思ったときに、
実際にもその量だけ身体が回る。

これはダンスだけではありません。

スポーツの運動学習でも、
自分の動きを映像で確認する
ビジュアルフィードバック
広く研究されています。

自分では分からなかった動きを
映像で客観的に確認できることは、
動作を学ぶための一つの有効な方法と考えられています。

ダンスは、身体だけでなく頭も使う

社交ダンスでは、
音楽を聴きながら、
ステップを思い出し、
相手を感じ、
空間を見ながら、
自分の身体を動かします。

さらに、
「こう動きたい」
と考え、
実際の動きを確認し、
必要なら修正する。

身体だけではなく、
かなり頭も使っています。

近年は、
ダンスと認知機能の関係についても研究が行われており、
高齢者や軽度認知障害のある方を対象とした研究では、
認知機能などへの良い影響を示した報告もあります。


※ここは少し大切な注意です。

「動画で自分の動きを確認すれば認知症を予防できる」
ということが証明されているわけではありません。

また、ダンスについても
「認知症にならない」と言えるものではありません。

一方で、身体を動かし、音楽を聴き、
動きを覚え、考えながら踊る活動として、
ダンスと認知機能については現在も研究が続けられています。

黒板も動画も、目的は同じです

黒板に書くことも、
動画を撮ることも、
私にとっては特別なことではありません。

目的は一つです。

MDS LESSON


生徒さん自身が
「なるほど」と気づけるレッスンにすること。

先生に言われたから動くのではなく、
自分で理解して、自分で感じて、
少しずつ自分の身体を動かせるようになる。

レッスン中に黒板を撮って帰るのもいい。

動画を見て
「うわー、ここ嫌だな」と笑うのもいい。

そして次のレッスンで、
少し変わっていたら、それで十分です。

完璧な踊りを見つけるためではなく、
昨日より一つ、自分の身体のことが分かる。

MDSでは、
そんなレッスンを大切にしています。

FIRST STEP

「なるほど」が増えるレッスンを。

初めての方も大歓迎です。
LINEで「体験希望」と送ってください。


LINEで体験レッスンを予約

おすすめの記事